ヴィータにレカロ装着

ザフィーラの助手席から取り外して、付けようと思っていたレカロをようやく付けました。
シートレールは設定がなく、どこに頼んでも特注品になってしまいます。
ザフィーラ助手席のシートレールを加工することにしました。
まずは、既存のシートを外します。シートを外すときには、サイドエアバックとシートベルトテンショナーが誤作動しないように、バッテリーのマイナス側を外し、5分ほど放置してから外します。
そこに当ててみます。
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ねじ穴の位置を確認したところ、合いません。
足の位置の調整と、シートベルトのねじ穴の加工です。
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足は、リベット止めと溶接が併用されています。
リベットと溶接をディスクグラインダーで削り落とし、穴を開け直してつけ直します。
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溶接は家庭用の100V溶接機です。初めて使いました。なかなかアークが飛びません。うまくいくかなぁと不安になりますが、トントンと小さな火花を飛ばしていると、連続してアークが発生し、そこそこの溶接ができました。
一番の問題は左側のシートベルトのアンカーで、これは全く合わず、L金具を万力で挟んで曲げ加工して作りました。こういう作業の穴空けはボール版がないと大変です。時々登場しますが、重宝します。さらに、全体につや消し黒のスプレーを掛けました。
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仮装着すると、シートが右に寄っています。足の位置を左に調整して、つけ直しました。
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ネジ加工と、レールの4点のずれで少々動きがスムースではないのですが、一応装着できました。
改めて細部を詰めようと思います。
サイドエアバックのキャンセルをしないとエアバック警告灯が点灯します。かわりに抵抗を挟めばいいのです。ネットで調べたのですが、わからず、テスターで測ると2Ωでした。2Ωの抵抗をつけて、こちらもクリア。
試走してみるとやっぱりイイです。一度レカロに座ると他のシートに座れなくなってしまいます。先日も100kmほど乗ったのですが、腰に疲れを覚えました。これで解消できるでしょう。
昼休みにちょっとづつ作業して、最後は仕事の終わった9時過ぎの作業でなんとか終えました。