このクルマが我が家にやってきた3年前からあった持病、ヒーターコアからの水漏れ。冷却水が減ってまずい程ではないけれど、冬場になると甘い匂いが室内に漂うということで、部品だけは買っておいたのですが、何分、丸2日かかるという大整備、20-30万円コースと言われている修理、なかなか手を出せず、このGWにチャレンジです。

インパクトビームが外れたところです。ここまでに結構な時間がかかっています。インパネ回り、ハンドル回りをすべて外しようやくです。外側からもウインドカウルを外し、ワイパーユニットを外したバルクヘッド側にネジがあります。

ヒーターユニット摘出です。


そして、取り出したヒーターコアは見事なピンク!

これがケースユニット、冷暖切り替え、空気の出口の切り替えなどをします。

フラップはお約束の崩壊。

フラップは発砲スポンジで張り替え。

そして戻していきます。これはインパクトビームも設置し、ダッシュボードを載せる手前。

ダッシュボードの取り付け部を破損したりしたので、そこはリペアしておきます。

試運転するとフランジ部分から盛大に水漏れです。

実は、交換部品付属のOリングが左。元のが右。明らかに薄い。サイズが微妙に違うのだ。

それで、フランジを使わず、どうにかホースが延びたので、直結で対応。

エンジンをかけるも警告灯。

ダイアグを当たってみたりしたところ・・・

抜いていたエアフロセンサーのコネクタの付け忘れ、そして、もう一つはテスト走行後に消去で大丈夫だ。このコネクタの付け忘れ関連で出たエラーコードのようだ。

ネジの本数が多すぎるため、このような仕切りの箱を用意したのだが、ちゃんとネジは余らずに修復。

そして、すべての部品を元にもどして修理完了!

走行距離 80,901km
所要時間は1日目:2時間半、2日目:14時間(休憩含む)、3日目:2時間半、合計:19時間、いやいや、なかなかの整備でした。