チョークを入れて、始動はよくなったビーノですが、吹けが悪い!プラグを外してみると湿っぽい。燃料が濃いのです。
疑わしき第一はチョークの動作不良。
測定しているのは、チョークの長さ。ギャップまで1.6mm
冷間時のチョークの長さは1.1mmですから、ちゃんとチョークが効いています。
温間時のチョークの長さは1,76mmですから、チョークはちゃんと閉じています。この長さがちゃんと揃っていないとチョークスロットの不良になります。ここはOKですので、疑わしきはパイロットエアスクリュー。標準戻し回数の1+3/4回転から1/4緩めて2回転。これで薄くなる方向ですから、テスト走行します。
加速のもたつきがなくなり、良好です。プラグの状態をチェックすると、適正ないい焼色になりました。これにてキャブの調整終了。
続いて長く変えていなかったギアオイルの交換。ちょうど規定量の100CC、オイルがありましたので、これにてOK.
これで一連の整備が終わり、気持ちよく乗れる状態になりました!このマシンも2002年式。すでに19年経っています。整備してやれば、まだまだ、調子よく乗れます。