ミッションの整備をした後、ギアの入りがおかしい。Dにはシフトレバーを引っ張ったままにしていないと表示がーになってしまう。シフトのスイッチの関係だと調べてみると、これを日本車ではインヒビタースイッチと呼び、欧州車はマルチファンクションスイッチと呼ぶ。何度も調整を試みたところ、P-Rの表示が出る位置だとN -Dがでない。そしてその逆もそう。スイッチ自体をバラして見ると、赤丸のスイッチはちょうどニュートラルポジションでスイッチが押されて通電するニュートラルスイッチになっている。そして何度調整してもダメ。
これはここだけの問題ではないと調べると、ミッション整備の後にはシフトロッドの調整が必要で、この赤丸部、黄色いノブを引くと(バッテリーを外した状態なら簡単に外れる)、フリーになり、少し引いた位置に調整をしたところ、マルチファンクションスイッチの位置がちゃんと調整できるようになった。マルチファンクションスイッチの調整は、調整用の端子にテスターを当ててニュートラル位置を出す方法が標準だが、回転させて動かすと、どうも、ソレドノイドが動く音がして、動作して止まる位置を出してやるとうまく収まった。ちなみに、P→R→Nの方向では、Nがでるのだが、D→Nの方向ではNがでにくい。ニュートラルスイッチの部分の接触不良があるようだ。実用上Nに入れることはほとんどないので問題ないのだが、この周辺激しいオイル漏れがあって、オイルまみれだったので、それでスイッチの接触不良が起こっているようだ。このニュートラルスイッチの部分は非分解なので、ebayで部品を発注かけた。
そして、右側のハッチのダンパー、このボールジョイントの部分が割れていたので、ヤフオクで1円落札の部品(送料のみ)に交換した。
これであとはブレーキパッドを交換して、オイル漏れが収まっていれば(どうも、他にもオイル漏れがあるようだ)、安心して走れるようになるのだが・・・。