ザフィーラのダッシュパネル塗装

ザフィーラのダッシュパネルですが、経年劣化で傷が多くなってきました。
ここの塗装は、経年劣化でベタベタしてくる塗装です。インフォディスプレーの電球が暗くなってきたので、それを交換するのと一緒に塗り替えました。
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ここまでしないとダッシュパネルは外せません。
手順は以下の通り。

  1. バッテリーのマイナスターミナルを外し、一分以上置く。エアバックの誤動作防止です。これをしないとエアバックが誤動作したり、警告灯がついたりします。警告灯がつくと、ディーラーでリセットしてもらわなければなりません。
  2. エアバックを外す。裏の2本のネジを緩めて取り外します。エアバックのコネクタも抜きます。
  3. ステアリングを外す。先にオーディオコントロール用の配線のコネクタを外してから、中央のボルトを抜き、外します。外す前にはあらかじめハンドルを中央に合わせて、合いマークを確認しておきます。
  4. ステアリングコラムのカバーを外します。上側は二つネジの頭にネジ隠しがついています。下側は上に二本、下に一本です。
  5. 左右のウインカースイッチ、ワイパースイッチを外します。爪で止まっているだけです。
  6. ステアリング回りは終わりです。
  7. 次にオーディオを外します。
  8. 灰皿を外します。
  9. エアコンコントロールパネルを外します。
  10. ダッシュパネルのネジを取ります。下側に3箇所。左のエアコン吹き出し口の中に1本、右のエアコン吹き出し口の上側を外し、その中に一本、メーターの上側に2本です。
  11. 前に引っ張って外します。緩んだら、ライトのスイッチを裏側の爪を緩めて外し、コネクタを外します。
  12. これでやっと外れます。

脱着にかかる時間は、技量にもよるのでしょうが、それぞれ30分程度です。
外したダッシュパネルの旧塗膜を剥がします。アルコールやシリコンリムーバーなどを付けて、時間をかけて剥がすしかありません。私は適当なところで止めたので、仕上がりもそれなりです。塗装は下地が命なので、できるだけ丁寧にします。
塗装には「染めQ」を使いました。プライマーを吹いてから、本吹きです。エアコンの吹き出し口の白色のラインは吹いた後、生乾きのうちに上から細いドライバの先で削り取りました。
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逆順で組み上げたところです。質感はドアの内張りの部分のような少し艶があるような感じです。何か薄傷が目立つような感じだったので、ぐっとすっきりして、新車のような気分になります。
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インフォディスプレーの電球を変えたので、なんだか薄暗く、ムラがあったディスプレーもすっきりしました。電球だけ交換する場合には、オーディオとエアコンコントロールパネルを外すだけでできます。