ヴィータの車検になりました。車検場に行ったら、ひとつ書類が足りません。納税証明が他県からの名変のために確認できないのです。元のナンバーの所在、都税事務所から納税証明を取り寄せることになりました。納税証明は車検証のコピーに返信用の切手を貼った封筒を同封すると無料で送ってくれます。
時間の余裕をみていたのですが、車検が切れてしまいました。
仕方なく、市役所へ行って、仮ナンバーを発行してもらいました。車検切れの車に乗っていると、減点6点、免停になってしまいます。
車検証と自賠責保険証書(たいてい、最初を25ヶ月で入っているため、車検切れでも自賠責が残っている場合が多いでしょう)、身分証明と印鑑があれば、750円ですぐに発行してくれます。
3/31の車検場は混んでいます。年度末の駆け込み登録のためです。4/1時点での所有者に納税義務があるので、今月中に登録したいのでしょう。交通整理員が出るほどの混みようです。
検査の結果、ライトの光軸と後ろブレーキで落ちました。ライトは普段から狂っているなぁと感じていたのですが、ブレーキとは気がつきませんでした。
早速近くの整備工場に持ち込んで調整してもらいました。テスターを当てると、プラスマイナスと表示が出て、簡単に調整できます。随分下向きになっていて、左右も微妙にずれていました。ガソリンが空なのですが、それでおしりが上がって余計に下向きになるそうです。なるほど。
ブレーキもガソリンが空だと、重しがかからなくてテスターでの効きが悪くなるそうです。なるほど。もしかしてこれが原因かもしれません。
ブレーキの方は、一度家に戻って確認です。
ヴィータの後ろブレーキのドラム。ホイールを外して、ハブキャップを外してから、センターのハブナットを外します。ハブナットのは27mmのソケットを電動インパクトで外しました。ドラムはなかなか抜けません。ヘインズを見ると、ハンドブレーキの解放を確認したら、手で頑張れ!と書いてあります。
悪戦苦闘の末、バックプレートにあるサービスホール(ゴムのキャップがある)にドライバを差し込んで外しました。
特におかしくはないのですが、摩耗粉が溜まっています。これをブレーキクリーナーで洗浄。再組み付けをしました。ここでトラブル発生、分解の途中にホイールシリンダからピストンが出てきてしまったのですが、ピストンのバネを入れ忘れてしまったのです。全部組み上がってから、バネが一本余っています。なんだなんだとおもっていると、ブレーキの効きがぜんぜん効きません。ハンドブレーキもスカスカです。
これがわからず、再検の時間に間に合わなくなってしまいました。とりあえず、「限定車検証」を発行してもらいました。「限定車検証」の発行を受けると、整備して再検査まで14日の猶予がもらえます。検査の予約は不要で、問題の箇所だけ検査を受けることができます。ただし、車検が切れている場合には運行できません。私の場合には、仮ナンバーでの運行期限の5日以内にしないと、また仮ナンバーを借り直さなければなりません。
ヘインズの写真と説明をじっくり読むとこのバネが外れていることが原因であろうということになり、再度、バネが外れた側のシリンダをチェックして、組み込みました。エアが入るので、忘れずにエア抜きもします。
ついでながら、パッドの残量確認。
Fディスク:20.8mm(摩耗限界は一応21mm)なので、要交換です。
Fパッド:5.2mm
Rシュー:2.7mm
(距離は64000km)
再検はパスして新しい車検証をもらいました。