シフトレバーボタンの補修

シフトレバーボタンが取れてしまいました。
よくよく構造を見てみると図のような構造になっています。
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一枚目の図の赤色の爪が、二枚目の図のように、レバーに挿入されたときに、引っかかるようになっています。バネで常に押し出される力が働いていますが、爪で引っかかっているのです。この赤色の爪が欠けてしまっています。レバーに挿入するときは、爪のある部分がしなってうまく入るようにできています。
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プラスチック部品の補修には、プラリペアを使うと再生ができます、プラリペアは歯医者さんも使っている樹脂を溶剤で溶かして成型する便利な補修剤です。ここは、力の加わるところです。再生したところとの境目に力が加わると弱い弱点があります。そこで、私はクリップを使って補強をします。
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クリップを曲げて、こんな部品を作ります。
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これをコンロで赤くなるまで炙って、差し込むと、熱で溶けてがっちりと食い込みます。先に小さい爪につけてから、本体の方へ入れましたが、爪の方は、溶けてしましました。爪の方はカッターで削って成型してできたのが、次の部品です。
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元のところに収めてできあがり。何回か操作して確認しましたが、大丈夫です。