固着を起こし、キャリパーの再OHをしたのだが、再び固着。いろいろ調べた結果、マスターシリンダーのリターンポートの詰まりだろうということになった。この仕組み、よくわかっていなかったのだが、ブレーキ圧がかかって、解放された時、フルードがリザーバー側に戻る細い細いポートがあって、ジワッとフルードが戻る仕組みになっている。圧をかけるときにはシリンダーカップがこれを超えて圧が逃げないのだが、戻るときにはこれが開くという仕組み。
これはリアのマスターシリンダー。開けてみると、なるほど、カスが溜まっています。
よく相似をし、最後にリターンポートをキャブ掃除用の棒で突いてポートの掃除をした。貫通は確認できたので、パーツクリーナーを吹いて確認もした。
フロント側も2回ほど固着したので、確認する。こちらはきれいだ。そしてポートはリアより大きく、掃除棒はラクラク貫通する。
テスト走行をすると。ブレーキの動きはいいのだが、リアの効きが悪い。固着の以上加熱でパッドがダメになったようだ。要交換。最後の最後で終わらない。