先日、ガス補充をしたが、どうも効かない。
センサー類を疑い、エバボレーター温度センサーを交換してみることにした。よく考えたら、これは、過冷却を防いでコンプレッサーを止めるものだから関係なかった(汗)。助手席側、黄色破線のダクトの陰、赤丸部にセンサーがある。ダクトが邪魔でセンサーが抜けないのだが、このダクトをどけるためにダッシュボードを落としている事例がネット上にあった。なんでもディーラーでもそうしているらしい。でも、ダクトを留めている青囲みのネジを2本外すと、ダクトを下側に避けることができ、交換できた。
センサーの抵抗値を常温と氷水で冷やした状態の抵抗を図ったが、新品と変わりなく、問題なし。取り越し苦労でした。
改めて圧力を測ると低圧側が高い。
昨秋の状況を見ると、高圧は1.1Kpa, 低圧が0.4Kpa。この時点で低圧が高かったのだが、さらに追い打ちをかけてガス投入をしてしまったのが、さらに悪化させてしまったのだろう。一旦、ガス回収をして、適正ガス量を入れてチェックをかけることにした。
まずはガス回収。残念ながら回収量はわからない。
真空引きをした。
ちゃんと真空は保っているので、漏れはない。
そして、500g±25gをちゃんと計って注入。
圧は高圧1.1KPa, 低圧0.25KPa。一番最初のときから比べると、低圧が落ちている。ということは、最初に効きが悪かったそのとき、すでに前のオーナーがガス補充をして、その時に過充填になっていたのだろう。
外気温20.2℃、吹き出し口は9.0℃。
ということで修理完了。高圧がちょっと低めなのは、コンプレッサーの能力が落ちているのだろうが、まぁ、これで夏は乗り切れるのではないか。