リバースに入らずバックできなくなってしまったミッション。ネットで探し回って見つけたのがこのドキュメント
https://tps.kz/JF506E-repair-manual.pdf
これによると、リバースに入らないのは、ATFのドレンと間違えて、リダクション・アンカー・ボルトを緩めてしまったときで、リダクションバンドが動かなくなると言う。しかし、これはしていないので、違うだろう。
よく、マニュアルを読み込むと・・・
リダクションバンドへの油圧回路の穴、ロー/リバース・クラッチへの油圧回路の穴にはそれぞれパッキンが入っている。これがズレ落ちた可能性。これが大きいので、確認してみると・・・
ビンゴ!赤丸に嵌まるパッキンが黄色部に落ちていました。ズレないように慎重に組み立てて・・・
カバーも着け終わったところでボルト一本発見!再度組み直して、バック問題は解決です。
しかし、今度はシフトショックです。ガツン!ときます。
エラーコードも出て、 モジュレーションバルブ、アースフィードバックメッセージ「出力がB+スイッチ/短絡しない」。つまり断線の模様。
モジュレーションバルブは上図の水色3つ。リバースに入らない問題が起こる前は特に問題なかったので、この3つのうちどこかの配線がうまくないということになる。N93はギアの接続をコントロールする油圧をコントロールしている。N283はミッションのB2, B3ブレーキをコントロールしている。この二つの油圧制御がうまくいかないとシフトショックが大きく発生する。ここら辺りではないか?
(続く)