ドライブシャフトブーツに破れが見つかったので交換。どうせ外すなら傷み始めてロアアームのブッシュも交換します。
まずはセンターナットを延長パイプで「えいっ」と。
これが破れのある左側のアウター。まだグリス漏れもちょっとだけ。
先に降ろしたロアアームのブッシュを交換します。写真では見にくいですが、そこそこヒビ割れが入っています。これがひどくなるとギシギシ音がするのがこのクルマ。
グリスなどを拭き取り、きれいにしたロアアームと交換するブッシュ類。ブッシュ類はマイレ製。
プレスにかけて脱着します。
ロアアーム、仕上がりました。
そして、左のドライブシャフトから。こちら側はするっと抜けました。スプラインに養生をしてブーツを入れていきます。
最後は新導入のKTC製のブーツバンドツールで締め上げます。さすがKTCの工具、いままでのプライヤー式のものとは比べられないほどしっかりとカシメられます。
そして右側。インナーは一回交換してありますね。バンドがカット式のものになっています。
ところがアウターが抜けません。師匠といろいろやってみます。叩いたり、センターナットに引っかけてスライディングハンマーでひっぱたり。延々暗くなるまで格闘したものの、外れませんでした。13時から始めた作業、これがなければ、17時頃には終わっているはずが、20時半までかかっても抜けず、体力的にももたない。しかし自走して帰らなければならない。ということで、ここは一旦裂いたブーツを被せて気休めにビニテぐるぐる巻きにして、車上に戻しました。
家に帰ってから調べると、工具は二種類あることがわかった。
・ハンマー式
・プーラー式
車上でもできる、プーラー式を買ってみようと思う。
(続く)