戻り不良で「ギャ~ン」と異音のするセルモーターのOH。車体から外すのがキモです。
上側は赤丸部。セルモーター上のハーネスのクリップを外したところ、赤丸部にボルトがあります。
エクステンションとディープソケット13mmをうまく使って外します。
続いて下側は赤丸の2本。そして、あらかじめバッテリーの(-)を外しておいて、電源ラインと、スイッチラインを外します。
このとき、本体を反時計回りに回しながら抜き取るのですが、その角度を覚えておかないと、戻すときに苦労します(苦労しました)。
プランジャー(マグネットスイッチ)とギア部。
さらに遊星ギアもばらします。
ブラシなど、さほど汚れはひどくありませんが、洗浄します。
これは戻りに一番影響のあるマグネットスイッチ部。ここの他、すべての可動部を洗浄、グリスアップします。
組み直したら、テストします。OKです。
あとは逆順に組みますが、本体後部がオイルセパレーターに引っかかるので、90度ほど反時計回りに回した位置からひねり入れます。
続いてオイル交換。フィルタも交換しました。かなり汚い!真っ黒です。
オイルはこれ。FUCHSのTITAN SUPERSYN 5W-40を使用です。
先日修理したATF漏れ。200kmほど走りましたが、漏れなくバッチリです。
オイル漏れも同様!しっかり直っています。
整備もほぼ終わり、あとはWAKO’SのPAC+の施工で一段落です。