R2の異音、エキパイのステーだけではありませんでした。そこを直したのにも関わらず、今度は盛大な音がします。
どうもコンプレッサー付近。エアコンの入切をしてみると変わります。マグネットスイッチのベアリングがダメなようです。
中古のコンプレッサーを手に入れて交換です。H20年式、走行距離49,601kmの事故車のコンプレッサーです。マグネットクラッチの部品を買うより、この方がいいです。
1. 中古のコンプレッサーの方が安い。
2. コンプレッサー自体も少し新しくなり耐用を考えるとよい。
3. Assyで交換した方が、手間も省ける。
電装屋でガス回収をしてもらい、コンプレッサーを取り外します。
はずしたコンプレッサー、やっぱり回すとシャーシャー音がします。交換品はスムースです。
分解してみます。センターボルトをインパクトで緩めるとクラッチが外れます。さらにプーリーにプーラーをかけて外してみます。
一体で外れるはずのベアリングが半分残ってしまいました。ココですね。
さらにスリップリングを外すとマグネットクラッチの取り外しが終了。
これが問題のベアリングです。ダメですね。
さあ、交換品を取り付けます。Oリングは新しくします。そして真空引き。コンプレッサーは旧いものからオイルを抜き、交換品からもオイルを抜き、旧い方に併せて入れます。エアコンサイクルにオイルが残っているので、トータルで合わせるためです。
30分引き、15分の確認時間をおきました。
さて、冷媒充填。缶を暖めながら入れます。量は350g-450gが指定なので、二缶400gを入れます。
アイドリングではあまり高くならず、1.3MPaあたりまでです。
回転数を上げると1.5MPaにまで上がり、正常値になりました。冷風を確認してから、外したバンパーなどを組み付けて完成!
修理費用は
中古コンプレッサー 4,621円(本体 3,649円, 送料972円)
Oリング 345円(4コ)
エアコンガス回収 2,000円(電装屋)
エアコンガス 579円(200g×2)
合計 7,545円