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MacBookAir 11インチ 液晶交換・三枚おろし

ノートパソコンが薄くなった。とうとう、液晶はネジ留めではなく、両面テープで貼り付ける反射板までが一体化されたパネルになってきた。

MacBookAir 11インチ。

液晶割れのジャンク品を修理した。

まず、液晶側に分離する。

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ドライヤーで枠を熱してテープを柔らかくし、カッターの刃を入れていく。

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丁寧にやる。上側のカメラのある周辺。その左側はカメラの制御基板があるので、そこに刃が当たらないように気をつけなければならない。

内側から刃が入ったら、外側のゴムの辺りに刃を入れていくと剥がしやすいが、忍耐のいる仕事だ。

さらに、液晶を剥がすが、液晶裏の反射板を傷つけると交換後に線が入ってしまうので、これも慎重に。wpid-1__@__IMG_2133-2012-08-24-14-20.jpg

いわば、三枚おろしである。

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これが反射板。左上に傷がはいってしまった。

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この作業は反射板に手油などがつくとこれもまた反射するので、薄いビニール手袋を使用する。

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液晶はこの薄さ!

あとケーブルが着けにくいため、ヒンジ部もバラしておいた方がよい。写真はないが、ヒンジ部の黒い枠は右側に寄せてすきまからドライバなどを差し入れるとキレイに外れ、その下のヒンジを一旦はずすとケーブルに余裕ができる。

液晶のケーブルを差し込むときには、液晶を持ち上げた状態でないと刺さらないので注意が必要。

逆順に組み上げ完成!

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