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ジャンクMacBook Airの修理(液晶交換他)

液晶割れ、ディスクなしというMacBook Airを入手しました。入手価格は21,000円、送料が1,500円でした。
手持ちのパーツで動作の確認をしたところ、液晶交換とディスク交換でいけることを確認しましたので、部品の調達です。

液晶の入手は液晶プロで10,980円
ディスクはMBAはSSDです。HDDではスピードが出ず、スワップ発生するとき、CPUにも負担がかかり、クロックを落として処理するなど、単にディスクアクセスの問題だけではなく、全体のパフォーマンスの低下を招きます。
SSDはいろいろと価格調査をした結果、ebayで$138.98 USDというSSDが一番安いものでした。日本円で¥11,592。KingSpec社製で、MBAで動作する確認も取れました。
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合計は45,072円。本体よりも修理部品の方が高くつくという落ちでした。ジャンク品の修理はそれで割が合うのかどうかというところの判断が難しいところです。

さて修理です。
まずは液晶の交換ですが、MBAの液晶交換はネット上で情報は見つかりませんでした。まずは、液晶Assyを取り外してベゼルを剥がしていきます。これは両面テープで貼り付けてあるだけです。ツメがあるのかないのか、判然としなかったので、慎重に作業を進めます。それでも、接着は結構強力で、写真のように剥がしているうちにベゼルが歪みます。プラスチックでできているMacBookなどは問題ないのですが、アルミでできているこの部品を剥がすのは苦労です。慎重にやりましたが、プラスチックのヘラでは力不足でマイナスドライバをつかったため、やっぱり傷を付けてしまいました。ちなみに液晶側は割れているので、全く気を遣う必要はありません。
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ベゼルが剥がれたら、ネジを4本外せば取り外すことができます。
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使われている液晶はAU OptronicsのB133EW03 V.1です。
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液晶を交換して元に戻します。ベゼルに両面テープを貼ります。元の場所と同じように貼ればOKです。
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次にディスクです。ディスクのマウンタにはゴムの緩衝材が入っているはずですが、ありませんので、スポンジで作りました。
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裏蓋のネジなどがなかったので、それなりのネジで止めて、完成です。インストール作業なども問題なく、使えるようになりました。
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