本日、前回平均1.8m、最深部2.0mほどのところから掘進。
1.8mの時点では、粘土混じり礫だったのが、2.0m付近から完全な砂礫になり、掘り出すものの色が完全に変わってきた。それでも砂礫層はかなりしまっているのと、石が大きいので、5cmから10cmクラスのものが大きい。
そして、水量も多くなってくる。フレッシュなやや冷たい水がしみ出してくる感じだ。
聞いた話しによると、水田は最初に水田にするときに、地盤の下に石を敷き詰め、その上に粘土層をつくるのだとか。その話しを考えると全く一致する。粘土層の下に、大きな石、30-40cmの層があり、その下が砂礫だからだ。
塩山で井戸を掘った人の話を聞いた。そこでは、残留農薬の染みだしなどを考え、50-60mほどの深井戸を掘ってもらったそうだ。しかし、金気が多くて濾過装置が必要だったそうで、なかなかかんたんなものではないなぁと思った次第。
さて、この井戸の方だが、本日5時間ほ作業で50cm進めて2m30cmまで達した。途中、電動ハンマがビリビリきます。手がおかしくなったかと思いきや、水に濡れて漏電です。恐いので、電動ハンマは打ち切って、バールとハンマに持ち替えましたが、砂礫層のなったため、掘進は楽になりました。
次の作業は、この砂礫層のさらなる掘進です。砂礫層になると崩落の心配もでてくるので、作業状況を考えながら土留めも考えなければならないかもしれませんね。