頼まれもののエアコン2台を交換です。20数年前のエアコン。さすがに古く、いつ故障してもおかしくないので、夏の前に2020年製の中古エアコンに入れ替えです。
これが古いエアコン。
撤去した後、バックプレートをつけます。配管はR22からR32に変更なので交換します。渡り線はそのまま使います。右下裏へ抜けるので加工が一番楽です。
2Fから1Fへ下ろしました。テープ巻きで壁固定です。
真空引きして、完了。
もう一台は配管カバーが掛かっているところですが、
赤ラインで配管が引いてありました。ところが、黄色線がドレンで、ドレンの水が出たところから、矢印の排水口までベランダを抜けていきます。ところが、緑枠の部分に収納された避難ハシゴがあり、コーキングで水留めしてあるのですが、微量に空いた隙間から水が差し、夏場、常時濡れたような状態だったので、避難ハシゴの廻りの枠が腐り落ちていました。かろうじて残ったコーキングで保っていました。危険なので、避難ハシゴは外し、ここは大工さん入れて修理です。
また、配管が窓枠の下のわずかなところへ押し込んであったので、ここも濡れると乾きにくくなるため、青ラインに配管を引き直しました。化粧テープの中は濡れた状態でした。これなら、ドレンもそのまま直ぐに排水口にいきます。
これは「ちょっとなぁ」という工事です。ベランダは水はけ悪いと防水層を抜けて水が差し、腐る場合があるのですが、それにしてもお粗末な工事です。水の通り道の設計施工が悪い建物がありますが、その典型です。まぁ、それでもエアコンの交換としては順調にできました。