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iBookのACアダプタ修理

ACアダプタの先っぽがちぎれてしまいました。
この部分、2.5φのステレオミニプラグだという情報を得て、交換することにしました。
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まず、プラグを分解するために、プラスチックの白と透明の部分の間にカッターを入れて、こじって広げます。するとカバー部分が抜けます。
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カバーが抜けたら、透明な部分をラジオペンチで押さえながら抜きます。抜いたら分解です。
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道具箱を探すとちょうど良い使わないプラグがありました。これを解体します。
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削って削って、うまく入ったら、隙間をホットボンドで固めます。
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後は、プラス・マイナスを丁寧にテスターで確認して半田付け。絶縁にもホットボンドを使います。こういう細かな細工の絶縁にはホットボンドは役に立ちます。

充電ランプは隙間が小さくなってしまったので、省略。実用上は問題ありませんから。
後は逆順で組み上げ。修理完了です。

修理料金0円

と思いきや、接触不良です。そこで、ミニプラグを直づけにしました。
購入したのが次のプラグ類
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直づけにすると、プラス、マイナスの電極がむき出しになるので、ショートの可能性があります。あの、金属の輪っかはそのためのものでもあるのです。通電で緑、充電でオレンジというインテリジェンスなシステムになっているために、普通のプラグではなく、3極の特殊プラグを使うあたりが、アップルです。それで壊れやすいのですが・・・。

そこで、一旦、普通のACアダプタの入り口を作って、接ぎます。

こんな具合です。接いだ部分で抜き差しすれば、ショートは起こりません。
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差し込んだ具合はこんな感じ。今度はバッチリです。

修理費用624円
部品の購入先は共立エレショップ今回のような小さな電子部品は郵便での発送をしてくれますので、送料は120円。クレジットカードも対応ですから、送料や振り込み手数料を払うのがバカらしいこのようなものでは助かります。